引越しも少しずつ落ち着いてきた。今日はブラインドをカーテンに取り付け直して、本棚を組み立て、オーディオ付近の棚を作った。引越しして、なかなか片付かずだったので、やっと少し落ち着ける気がした。
ま、そんな中、引越ししてから休みの日に一度自転車で周辺散策をしようと考えていた。今日こそ、チャレンジしようと思い、自転車に乗り込み、炎天下の中、スタートしたのだった。
僕は河川敷が大好きだ。理由は水と緑があり、広大な空が見えるから。今の世の中、道路と建物ばかりを眺めてばかりいるから、河川敷を走ると、とても解放感が得られ、気持が良い。今日、自転車の散策では、やはり河川敷に向かって、ワクワクしていた。
河川敷は気持良かった。炎天下に、僕が走っている脇をビュンビュンと自動車が走って行くのが、ちょっと僕の気分を害したが、気にしないように、河川敷の眺めを噛み締めながら走っていた。
河川敷には、野球場やテニスコート、サッカー場もあり、ワイワイ楽しそうだった。
ひたすら河川敷を走って行って、サッカー場などはなくなり、それは何か工事中のまま、放置されたような感じになってきた。う〜ん、気になる。僕は河川敷上の車道を降り、下に降りて、その工事中のような車道を走って行くことにした。
走っていけば、いつかは川辺まで辿りつくだろうと、走り続けたが、ある程度行くと、「通行止。国土交通省」という看板があり、僕は立ち止まった。まあ、立ち入り禁止ではなく、あくまで通行止めなら、入ってもいいか(笑)と、入っていくことにした。
走り続け、途中でランニング中のお兄さんにも出会った。あぁ、大丈夫じゃんか、と少し安心。
20分くらいはノンストップで走り続け、僕はどんどん奥に入って行って、とうとう、河川敷上の道路から、大分離れたところを走っている。なんて広い河川敷なんだと感慨深く、ワクワクしていた。
段々、車の音も聴こえなくなり、草木の背丈がびっくりするくらい大きくなってきた。見渡しても、その草木と空ばかり!イヤァ、凄い。
舗装はされていない、道を走って行くが、ちょっと疲れを感じた時に、ある不安が込み上げてくるようになってきた。あれ、この道はどこまでつづくのか・・・。暑い、あ、熱中症にならないか不安になった。ポカリスエットくらい買ってから出発すれば良かったと、後悔も始まる。
その後、まだ20分くらいは草木に囲まれた舗装されていない道。ヤベェ、これはサバイバルだわ(笑)
自分自身に対してとても不思議だったのは、途中何回か陸に向かう道があったにも関わらず、先の見えない草木道を選択していく僕がいた。選択した僕は、独りニヤニヤしながら、バカだなぁと自覚もしながら、そんなバカで子供な自分に酔っていた(笑)
まだ先はあったのがもう飽き飽きしてきたし、疲れも酷いので、とうとう河川敷上に上がることにした。
帰りは、違う道を選択した。まず、河川敷上の道を走り、自分がどんな草木道を通ってきたか、確認しながら、自分のバカさ加減を楽しんでいた(笑)
家に着いた、総計80分もの炎天下河川敷サイクリングは、非常に疲れた。二度と行くのかどうか(笑)でも、楽しかった、適度に日焼けもし、とっても疲れた。
家でクーラーを浴びながら、寝た。ハハハ。
しかし、国土交通省は何を考えているのか、あれだけの広大な土地が大阪にあるなんて、何か有効に活用して欲しいものだ。