~Twitter、Ustream.TV、Facebookなど、ソーシャルメディアで世界一成功した男~ゲイリーの稼ぎ方(ソーシャルメディア時代の生き方・考え方) [単行本(ソフトカバー)]
ゲイリーとは、人の名前です。
アメリカ人でソーシャルネットワーキングサービスによる劇的な ビジネスを成功させて、有名なお方のようです今日、本屋で出会った本で気になったので購入 しました。
さて、その気になった内容とは。
■表紙と目次から
・Twitter、Facebook、USTREAMなどのSNSを使って世界一成功した著者
・パーソナルブランディングの必須性
・もう履歴書はいらない
・ブログはやるべき
など。
実は上記のようなメッセージはありがちで、そこまで本を購入するに至るまでの意欲を持たせない。 しかし、冒頭には下記のようなことが書かれており、僕はその本の中身にある可能性に賭けた、 要は本を購入した。
「今や、チャンスは無限にあると言っていい。でも、社会やビジネス、そしてインターネットでさえ これまでとは変わってしまったことを、本当の意味で理解している人はまだ少ない。」
僕が感じた可能性とは「本当の意味で理解している人はまだ少ない」このフレーズである。
アメリカに始まり、日本においてもMixiやモバゲータウン、GREEによるSNSが普及をする中、 Twitterだけは流行るのが遅かった。日本製ではなかったからである。しかし一度Twitterの存在を メディアが取り上げ続け、芸能人や著名人がTwitterを通じてメッセージを出すようになり、 一気に日本の中でのSNS代表となった。しかも、個人的な道楽を楽しむSNSではなく、企業が こぞって参加し、ビジネスに繋げていく(可能性を信じて)、そんな動きになった。
しかし「本当の意味で理解している人」はまだ少ない、僕もそのように感じている。まだ、僕も 含めて「何となく」「とりあえず」TwitterやFacebookを「している」に過ぎない。これらを使って 「ビジネスする」とか「人生を成功させる」に至っているわけではない、相当数がこれにあたる。 にも関わらず、この本は「ビジネスに繋げて人生を成功させた」という実績を持っていたし、 自信を持って書かれている、そんなところに惹かれて購入した。
僕が本当に期待したのは、僕の中にもある、「インターネット及びSNSに始まる、今後の世界が 今後どうなっていくのか」、「これまで服や遊び、車などの個人娯楽に費やしてきた、一人一人の お小遣いは、これからの将来どこに使われていくのか」という、疑問の答えを知りたかったの である。日本において、1,500兆円もの資産が60歳以降の高年齢層が所有する時代に、そして、 どんどん失業率や正社員率が下がっていく現代の若者の少ない給与が、いったい何のために、 どこに使われていくのか、お金がながれていくのか、その答えが気になってしかたない、今日 この頃なのである。
結論をいうと、この本に答えは無かった(ごめんなさい)。しかし少なくとも、今後もインター ネットやSNSを中心として、情報(人が必要としている事実、つまり人はそこに集まる)が 存在する、少しの確認を得ることもできた。そういう意味では、1,500円は決して高くなかった。
IT業界の先駆者である米国の本は、今後もチェックしていきたいものである。(おわり)
2010/08/18追記: 下記トラックバックを頂きました、ご参考ください。
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