京都大学法学部を卒業し、東京銀行(三菱東京UFJ銀行の前身の一つ)に入行。同行から派遣されてダートマス大学エイモスタック経営大学院でMBAを取得した。本店でM&Aなどを担当した後、1991年、岡本行夫が代表を務める岡本アソシエイツに移籍し、同社の取締役に就任した。1993年、カンボジアの国連平和維持活動に国際選挙監視員として参加し、内閣総理大臣表彰を受けた。1996年、小宮コンサルタンツを設立し、代表に就任。企業規模や業種を問わず、幅広くコンサルティング活動を行う。
明治大学会計大学院で特任教授として原価管理などの講義を担当。ルーマニア・スピルハレット大学客員教授も務める。from-wikipedia
■というわけで、今回のマーカーはこちら。
P12. ビジョンや理念は、会社が厳しい状況に追い込まれた時ほど、威力を発揮する
P61. 会社が優先すべき順番は
①お客様
②従業員
③地域社会
④株主
⇨以前興味深かった「ECスタジオ」とは逆ですね①と②が、④は論外ですが
P206. リレーションシップマーケティングがとても重要。
Start:潜在客⇨顧客⇨得意客⇨支持者⇨代弁者⇨パートナー
P217. 「満足」から「感動」へ
P381. 飛躍した企業の特色のひとつとして、「適切な」人を会社というバスに乗せているという。
⇨ビジョナリー・カンパニー
⇨飛躍した会社は、職業観や倫理観などの価値観や仕事に対する熱意などが自社にあった人を会社というバスに乗せ、そこから行き先(戦略)をきめているという。
⇨まず価値観や考え方があった人を採用することが大切ということ。
P588. 小さなリスクは恐れるな、大きなリスクは取るな
P653. 経営者の方は、ヘッドハンターや他社からの引き抜きが来るほど有能な人材を育てようというくらいの気構えで社員を育てろ。
P682. 苦しい時、迷ったとき、これ以上はできないと限界を感じた時こそ、会社のビジョンや理念に立ち返る。企業経営やビジネスの原点とは何かを考える。
企業を経営することになるときには、もう一度読み返したい本でした。
小宮さんの本はたくさんあります、以下ご参考ください。