日本ヒューレット・パッカードは6月3日、Web上で写真のプリントを注文したり、アルバムを共有できるサービス「Snapfish」の国内提供を開始した。Snapfishは2000年4月に米国でスタートし、現在では5000万人以上のユーザーを抱える世界最大規模のオンラインフォトサービス。2005年にHPが買収している。
同日行われたプレス向け説明会では、ヒューレット・パッカード・カンパニーのSnapfishワールドワイド・ゼネラルマネージャであるベン・ネルソン氏が登壇し、サービスの詳細について解説。Snapfishを使って写真をプリントする楽しさや、ユーザー間で手軽に写真を共有し、“大切な思い出”を容量の制限なく保存できるメリットをアピールした。
Snapfishの特徴は大きく分けて3つ。1つは低価格かつ高品質な写真プリントだ。Snapfishにアップロードした写真は、「プリントを注文する」というメニューから簡単な手順で注文でき、メール便(225円)なら3~4営業日、宅急便(650円)なら1~2営業日で手元に届く。L版プリントを1枚につき15円で提供するほか、マグカップやTシャツ、携帯ストラップなどに写真を印刷したフォトギフトも作成できる。また、初回はL版のプリントを20枚無料で行える。 SnapfishのWebサイト(画面=左)。アカウントの作成は非常に簡単で、名前とメールアドレス、パスワードだけでいい。プリントの発注をしなければ住所などの情報も求められない(画面=中央)。上部に4つのタブと右に目的別のメニューが並ぶシンプルなユーザーインタフェースだ(画面=右)