2010年3月16日(金) 仕事を早く切り上げ、相方とセミナーに参加するという非日常を実行しました。セミナーは、マネックスユニバーシティの内藤社長とライフネットの岩瀬社長が講演するということで、2,000円支払ってまで参加しました。会場はグロービス経営大学院だったので、たぶん受講生が受けられるセミナーをオープンにした感じだったのかな。とにかく、テーマは「人生設計」ということで、以下にメモをとりました。
まずは僕の大好きな内藤忍さん
■はじめにメッセージ
・お金に働いてもらうことが大事
・お金には満腹中枢がない(投資をギャンブル生きる人)
・将来の資産=「(収入-支出)+現在の資産」x運用利回り
※変えられない
■資産を増やすには
収入を増やす
支出を減らす(節約術) ・・・ やめた方が良い ※大事なのは、大きな支出(保険・教育・マイホーム:人生の3大出費)
⇒Concenpt:今も充実して、将来も充実、老後も充実しよう(Excellent)
D:運用リターンを上げる(今日の内藤さんのテーマ) ・・・・ これが肝(将来を決める)
★フローを銀行で管理(収入ー支出が+になれば良い)
★ストックを証券で管理(フローでまとまったお金 ⇒ こっちで資産運用を行う
家計簿はつけない(銀行口座は一つにまとめる)
基本的にフローは「+」になっていればよい
※内藤さんの実例:新生銀行+マネックス ・・・ 僕と一緒だ、うれしい
通常の人は、ローリスクローリターン ⇒ ハイリスクハイリターンにいきたがる
※大事なのは、真ん中くらい(ミドルリスクミドルリターン)でやったらどうですか? ⇒ 分散投資がBEST
■投資の3つのメリット
1.お金が手に入る
2.自己成長できる(経済意識が高くなる、敏感になる)
3.社会貢献になる(社会に新しい提供価値を与える原資となる)
■投資の方法
1.成長への投資 α 簡単だ!しかし時間がかかる(開発製造流通が必須)、それに耐えなければならない:5~10年単位で考えましょう
2.歪み(カモ)への投資 β 誰かを出し抜いて儲ける:証券市場は難しい
※短期的な予測ではなく、長期的観測をもとう
⇒成長への投資 5つの原則
・長期(1年間に1時間くらい投資に時間をかけてください。そうしたら継続できる):
・分散(事故を起こさずに安定しながら最終的に利益を創出する方法である)
・低コスト(販売手数料が安いネット証券で)
・積立(リーマンショック直前から投資をしてもプラスなんだよ!安い時にも継続的に購入する仕組みが積立:株式だと買わない、売っちゃう)
・インデックス(市場の平均値:通常上回るのは難しい。平均であれば誰でもできますよ:プロとインデックスは二アリー)
■投資を始める為にすること
1.現状把握
2.目標設定
あとは、途中をどうするか
3.意思決定方法
4.継続の仕組みをつくる
5.逆境突破力
なぜお金が必要か?を認識する
いつまでにいくら必要か?を認識する
■参考
eMaxis:千円から投資ができる(ネット証券のみ)
30分という短い講演のあと、次に岩瀬さん(僕は知りませんでした、有名な方です)
内藤さんと一緒にセミナーをよくしているようです。
・低リスクローリターン : 生命保険
・日本人は年間四十兆円を生保に払っている(平均:月四万円)
⇒人生で2番目に高い買い物ですよ(ちょっと時間使ってちゃんと考えましょう)
⇒上手に選べば、2,3割を減らすことができる
・ライフネットに変えていくら変わったか?
⇒七千円/月 安くなった(セーブできた)
・保険料の3~6割が手数料に消える!!
⇒手数料???ってなんだ?
・ライフネットが保険のコスト構造を開示した
⇒大反響、反論というか
⇒「なぜ開示したのか!?」
⇒純保険料はどの会社も同じ、しかし付加保険料は各社大きく違いがある(大手は高い)
・生命保険は、貯蓄や公的保障(年金保険)、会社の福利厚生に不足しているものを、補完するものである!
・保険とは?
⇒誰か一人?のためにみんなでお金を集める仕組み
・無事故ボーナス
⇒それができるお金を多く払わせているしくみ ⇒ だから損している
具体的にどうすればいいの?覚えてほしいこと
■生命保険の種類
1.遺族保障(子供が独立するまで、又は老後の資産ができるまで)
病気の人からと健康な人から、同じ保険料をもらうのは民間保険のルール上できない。
⇒だから病気になると保険に入ることができないことがある
2.医療保険
数約万円の貯蓄があれば民間保険は必要ない
日本の保険制度はすごい(70%が国が払うだけでなく、月5,6万円が上限。それ以上は国がはらう。申請必要)
東大の吉川ひろし先生
20、30代で知っている割合:3割程度 ⇒ おかしい!医者から教えてくれよなー
入院給付金 6,500億円/年
手術給付金 2,500億円/年
3.貯蓄運用
「生保で貯蓄をやることのメリット」
・投資ができない人
・一生涯6.2金利を保障している長期運用があること
「デメリット」
解約ペナルティがあること
手数料が高い、不透明なこと(いくら保険?いくら貯蓄?)
■保険料がどうやって決まっているか
・保障の範囲(発生確率x保険金額)
・予定利率
・手数料
■保険料を下げる方法(3つ)
・保障の範囲を絞る(必要最小限にする)
・保障と貯蓄運用をわける(貯蓄は証券で)
・手数料が安い会社を選ぶ(通販・ネット)
■プロの生保の入り方
・保険は掛け捨てだけで良い
・遺族保障は三千万円の定期保険をネットで
・(数百万円の備えがあれば)医療保障は不要
■生涯のリスク
・死んでしまうリスク
・長寿のリスク
・働けなくなるリスク ※侮れない ・・・ 日本には少ない
⇒「働く人への保険」:
New!
最後に30分くらいの質疑応答、対談形式
Q:お二人の戦略的キャリアとは
・岩瀬さん: なんとなく流れに乗ろう。人がやることをやらない。空いているところを探して、自分が輝く。
・内藤さん: 一番になることが大事。ニッチを掛け算にしていくことで、更にニッチになる、そこで一番になること。
グロービス(堀社長)とマネックスユニバーシティ内藤さんの関係は、MITに留学していたときの同級生?だったそうです。
岩瀬さん、お勧めの本: 「プレゼンテーション全」という本がGOOD、直球勝負の会社、山崎一さんの本(家計簿はつけるな、自然に息をするようにお金を管理・運用しよう)
以上です。ホントにたまにはセミナーに出かけて普段とは違う知識や考えを刺激的に自分の中にいれることが大事と思いました。相方といろんなアイデアについて話合うことができましたし、定期的に様々な刺激を受けにいこうと思います。自分勝手なメモブログで申し訳ありません。。