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20 . February

妹たちへ 日経WOMAN=編
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<MY THOUGHT> 女性が地球のリーダーになる!
男女雇用均等法が謳われて既に20年を過ぎたらしい、知らなかった。しかし未だに日本の女性管理職は5%しかいないそうだ。日本のみならず、世界的にどんなジャンルにおいても男性がTOPをとることは多い。国の総理、一般企業の創業者、社長、個人事業者など全てにおいて、なんでこんなに男性率が高いのか、それについて誰か論理的に証明している人はいるのか。ある人はいう、「女性は生理的要素からくる精神的不安定が多く、多くの部下をまとめる管理職には向かない。」それは、仕方ない、仕方ないからその上でどうすれば女性が管理職になったり、業界のTOPになれるのか、ということを問い詰めたい。誰か答えを持ってませんかね、僕が知らないだけなのかな。

とにかく、現代において日本のみならず女性のTOPは少ない。特に日本においては少ない、と言われている。しかし、技能や才能的に本当に適していないかどうかは、誰もわかっていないんじゃないかと思う。現在、結果的に圧倒的多数が男性だから、日本は特に、実績や事例から自己の成功と安心を求めたがるだけに、男性を選んでおいて間違いはないか、(逆にいうと女性を選択して問題視され、自分が批判されたら説明できない)と思っているのだろうか。

人間は男と女がいて、男は狩りにいくから集中力が高く、女性は家庭を守るために周囲との協調性を持っている、それに対応するための脳が生成されている、と言われている。脳がそういう仕組みなんだから、仕方ないのか?集中力を要する仕事や決断力、リーダーシップが必要とされる世間であれば、男性がTOPであることに間違いがない。しかしこれからの将来はどうだろう。地球全体において、隅々まで地形が明らかになり、それぞれの民族や国が分かれ、分断され、協調しつつ、反発し、またそれらは表面的であり、ついには突然戦争すら始まってしまう。そんな時代には、協調性の方が地球にとって求められているのではないのだろうか、僕はそう思う。

とにかく、女性がもっと地球のリーダーになれば、地球はもっと環境汚染が止まって、戦争がなくなり、国々の境界線が無くなることによって、昔の、もっと元々の自然に近い地球に戻ることができるのではないか、と思う。僕の持論ではあるが、(僕が生きている間にどれだけ変化があるかわからないが)近い将来、更に女性の意思意見が尊重され、地球の代表をリードしていく時代になるのではないか、そう思う。

自然破壊や環境問題が明らかになって世界的な共通認識となっているが、僕は過去に、「科学の進歩がそれを解決する」と信じていました。しかし、少なくとも10年近く意識してきた結果、そうではないように感じてきた。「科学は進歩する、しかしその科学はいつまでも地球を破壊するものを創造していくのではないか」。そういう疑念が年々大きくなってきた。今は、地球を守り、存続していくために必要なのは科学の進歩ではなく、地球・自然自体の存在を高めること(表現が難しい、つまり地球における主役は人間ではなく、地球そのもの=自然であるということが言いたい)なのではないか、と考えるようになった。そして、それを推進(リード)するのは、女性でなければ実現しないと考えるようになったのである。

この本を手にした理由は、そんな未来の地球の存続を担う(と考えている)、「女性」に更に注目して理解を深めたいと考えたからです。下記に簡単にレビュります。

<REVIEW> 第一回(残りはまたの機会に。全員じゃないよ)
(1)阿川佐和子(作家)
「座っているだけでいいよ」と言われ、「こんばんわ」「CMです」「また来週」という発言だけでお給料をもらっていた(と自身は謙遜して書かれています)という、阿川さん。NEWS23で筑紫哲也のとなりにすわり、順調にニュースキャスターとしての名誉と名声もあった最中、突然アメリカに留学して、ボランティアで1年間生活をすることを決心したそう。周りから散々「やめておけ」と言われながら自分の意思を尊重・実行した、という日本では少なそうな、魅力的な女性でした。

(2)小宮悦子(ニュースキャスター)
おっと、またニュースキャスターかよ。ニュースキャスターは、やはりそれなりに大変な体験をしていて、女性の代表とされる人間なのだろうか?知りません。現在、古館さんがメインを務めるニュースステーション、その前は久米さん、その久米さんの隣にいつもいらっしゃったのが小宮さんですね。久米さん、学生時分の僕でも(今でも)魅力的に感じました。そもそもニュースステーションのコンセプトは「女子学生に堅いニュースを読ませる」らしいですが、ニュースの中身の深いところまでに理解はできなくとも、興味を持つことが多かったと思います。

(3)佐々木かをり(イー・ウーマン社長)
ニュースステーションで海外取材などのリポーターもされていたニュースキャスターだったそうだ。女性は子供を産むが仕事をして社会と関わりを持つことに意義がある、とのことから、イー・ウーマンという企業をたちあげている。

(4)国谷裕子(ニュースキャスター)
翻訳業やインタビューに始まり、30歳からニュースキャスターとして抜擢され、クローズアップ現代のニュースキャスターを今も務める。途中、コロンビア大学の入学とキャスターの仕事を天秤にかけ、「School can wait」と素敵な言葉を学長に告げられてキャスターの道を歩むことを選択した、向上心にあるれる素敵な方だと思いました。

あと30人くらいいますが、また今度。
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