若い!現在34歳!のに年俸は1億円オーバー!凄い!
自分のライバル(年収ライバル)はイチローや松井大輔らしい、面白い人です。この本は、社会人3年目くらいに、尊敬する先輩にオススメされた本でした。最近、より読者層を増やそうとのことで文庫化され580円で販売されていたので、即購入。たしか、印象深い本だった記憶があったので。では以下改めての感想とマーカーを紹介。
■感想
この著者はかつての発光青色LED訴訟を担当した弁護士としても有名人のようですが、本で紹介されている痴漢事件による300万円訴訟の方がかなりインパクトがあります。通常は高くても100万円の痴漢訴訟をかなりの情報収集や交渉力を、用いて前例の無い300万円という金額に押し上げたのですから。ですから、間違って酔っ払っても、あやまって女性に抱きついたりしない方がいいですよ(笑)と、思わせる衝撃的な印象を与えられる本です。600円の文庫本としては、安過ぎますよね、オススメします。
@論理的交渉における基本
1.情報収集
2.交渉のゴールを設定する
3.自分でコントロールできる、できないことをきちんと峻別し、自分でコントロールできる要素に全力を注ぐこと。これはつまり主導権を握ること。
■マーカー
誰がやっても同じ結果の仕事では、自分の個人の力を評価してもらうチャンスにはならない
高い目標を持っていなければ、それをクリアするために必要な情報は手に入らない。そういう野心のある人間とない人間では、手にする情報の量や質に、無限大とゼロの差が生じる
平均点では終わらせない野心を持て
情報収集では、有利な情報ばかりではなく、不利な情報の収集、把握にも、努めなければならない。不利な情報を予めキャッチし、それに備えておかなければならない。収集した情報を元に鳥瞰図を作る。
交渉事で相手からの不意打ちを避けようと思ったら、かかってきた電話には出ないようにしろ。準備をして臨め。
交渉は感情的になったほうが負けである。最も良い交渉の仕方は、相手を説得するのではなく、自然と相手に納得してもらうことである。感情的になると余計に納得してもらえない。
いつ死んでも悔いの残る人生を!
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